Mojo::Asset - HTTPコンテンツのストレージの基底クラス
使い方
package Mojo::Asset::MyAsset; use Mojo::Base 'Mojo::Asset'; sub add_chunk {...} sub contains {...} sub get_chunk {...} sub move_to {...} sub mtime {...} sub size {...} sub slurp {...}
説明
Mojo::Assetは、Mojo::Asset::File,Mojo::Asset::Memoryのような、HTTPコンテンツの保存のための抽象基底クラスです。
イベント
Mojo::Assetは、Mojo::EventEmitterのすべてのイベントを継承しています。
属性
Mojo::Assetは次の属性を実装しています。
end_range
my $end = $asset->end_range; $asset = $asset->end_range(8);
より早くファイルが終わるように見せかけます。
start_range
my $start = $asset->start_range; $asset = $asset->start_range(3);
より後でファイルが始まるように見せかけます。
メソッド
Mojo::Assetは Mojo::EventEmitterのすべてのメソッドを継承し、 次の新しいメソッドを実装しています。
add_chunk
$asset = $asset->add_chunk('foo bar baz');
データのチャンクを資源に追加します。 サブクラスでオーバーロードされます。
contains
my $position = $asset->contains('bar');
資源が、指定した文字列を含んでいるかをチェックします。 サブクラスでオーバーロードされます。
get_chunk
my $bytes = $asset->get_chunk($offset); my $bytes = $asset->get_chunk($offset, $max);
指定した位置から始まる、データのチャンクを取得します。 131072
バイト(128KB)が最大のチャンクサイズのデフォルトです。 サブクラスでオーバーロードされます。
is_file
my $false = $asset->is_file;
常に偽になります。これはMojo::Asset::Fileオブジェクトではありません。
is_range
my $bool = $asset->is_range;
アセットがstart_range
あるいはend_range
を持つかどうかをチェックします。
move_to
$asset = $asset->move_to('/home/sri/foo.txt');
資源データを指定したファイルに移動します。 サブクラスでオーバーロードされます。
mtime
my $mtime = $asset->mtime;
アセットの修正された時刻。サブクラスでオーバーロードすることが予定されています。
size
my $size = $asset->size;
資源データのバイトサイズです。 サブクラスでオーバーロードされます。
slurp
my $string = $file->slurp;
一度にすべての資源データを読み込みます。 サブクラスでオーバーロードされます。
to_file
my $file = $asset->to_file;
資源をMojo::Asset::Fileオブジェクトに変換します。 サブクラスでオーバーロードされます。
参考
Mojolicious, Mojolicious::Guides, http://mojolicio.us.
(2019/03/16 Mojolicious 8.12)