Mojolicious::Routes - いつでもルーティングで行き先を発見する
使い方
use Mojolicious::Routes; # 簡単なルーティング my $r = Mojolicious::Routes->new; $r->route('/')->to(controller => 'blog', action => 'welcome'); # 高度なルーティング my $blog = $r->under('/blog'); $blog->get('/list')->to('blog#list'); $blog->get('/:id' => [id => qr/\d+/])->to('blog#show', id => 23); $blog->patch(sub { shift->render(text => 'Go away!', status => 405) });
説明
Mojolicious::Routesは有名なルーティングパターンのとても強力な実装で、 Mojolicious Webフレームワークの中心です。 より多くのことを知りたいなら、Mojolicious::Guides::Routingを見てください。
属性
Mojolicious::Routesは次の属性を実装しています。
base_classes
my $classes = $r->base_classes; $r = $r->base_classes(['MyApp::Controller']);
コントローラーを識別するために利用されるベースクラス。 デフォルトはMojolicious::ControllerとMojoです。
cache
my $cache = $r->cache; $r = $r->cache(Mojo::Cache->new);
ルーティングのキャッシュ。 デフォルトはMojo::Cacheオブジェクト。
conditions
my $conditions = $r->conditions; $r = $r->conditions({foo => sub {...}});
すべての利用可能な条件を格納しています。
hidden
my $hidden = $r->hidden; $r = $r->hidden([qw(attr has new)]);
ルーティングで隠されるコントローラーのメソッドと属性。
namespaces
my $namespaces = $r->namespaces; $r = $r->namespaces(['Foo::Bar::Controller']);
コントローラーを探すための名前空間。
# コントローラーを読み込むために他の名前空間を追加 push @{$r->namespaces}, 'MyApp::MyController';
shortcuts
my $shortcuts = $r->shortcuts; $r = $r->shortcuts({foo => sub { ... }});
このルーティングのためにすべての追加的なルーティングのショートカットを格納します。
types
my $types = $r->types; $r = $r->types({lower => qr/[a-z]+/});
プレースホルダーのタイプを登録します。デフォルトは、「num」だけでデフォルトで定義されています。
メソッド
Mojolicious::RoutesはMojo::Baseのすべてのメソッドを 継承しており、次のメソッドを実装しています。
add_condition
$r = $r->add_condition(foo => sub { ... });
新しい条件をこのルーティングのために追加します。
add_shortcut
$r = $r->add_shortcut(foo => sub { ... });
新しいショートカットをこのルーティングのために追加します。
add_type
$r = $r->add_type(foo => qr/\w+/); $r = $r->add_type(foo => ['bar', 'baz']);
プレースホルダーのタイプを登録します。
$r->add_type(lower => qr/[a-z]+/);
continue
$r->continue(Mojolicious::Controller->new);
ディスパッチチェーンを継続して、すべてのアクションのためにMojoliciousのaround_action
フックを発行します。
dispatch
my $bool = $r->dispatch(Mojolicious::Controller->new);
match
でルーティングをマッチし、continue
ディスパッチします。
hide
$r = $r->hide('new');
コントローラーのメソッドあるいは属性をルーティングから隠します。
is_hidden
my $bool = $r->is_hidden('foo');
コントローラーメソッドあるいは属性がルーターから隠されているかどうかをチェックします。
lookup
my $route = $r->lookup('foo');
Mojolicious::Routes::Routeのfind
を使って名前によってルーティングを見つけ、 次の参照のために、すべての結果をキャッシュします。
match
$r->match(Mojolicious::Controller->new);
Mojolicious::Routes::Matchを使ってルートをマッチします。
参照
Mojolicious, Mojolicious::Guides, http://mojolicio.us.
(Mojolicious 8.12を反映。2019年6月13日更新)